あけましておめでとうございます。そして、故会長宅の解体工事が始まりました。
亀城庵の藤井正章です。
かなり遅ればせながらですが、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして、本日より私にとっては思いで深い場所の解体工事が始まりました。
私の母方の祖母でもある故会長の自宅の解体工事が始まりました。
この場所は、故会長の自宅ということはもちろんですが、私ども讃匠の創業の地でもあります。
実は当店の小売部門の屋号「亀城庵」はここから名づけられました。
この場所は丸亀市城東町という住所で、丸亀城の東側にあたります。
すでにうどんを作る製麺機を販売していた大和製作所の美味しいうどんを作る研究所として
故会長の自宅の一部で庵主(社長)と一緒に研究を始めました。
初めはまったく満足のいくうどんができずに苦労したと聞き及んでいます。
満足はできないが、徐々に美味しいうどんが出来るようになった頃、故会長は
ご近所の方などに生のうどんを配るようになったそうです。
そのうどんが評判を呼んで今の亀城庵があるわけなのですが、今はこの場所ではうどんを
作っておらず、丸亀売店としてお土産用うどんなどを販売しています。
話がそれてしまいましたが、その故会長の自宅だった部分が本日から解体されるということで、
少し立ち会ってきました。
故会長宅は私にとっては亡くなったおばあちゃんの家でもあり、子供の頃には
よく遊びに行っていたので、かなり思い出深い場所だったんだなぁと今さらながらに思ったりしました。
忙しさのなかで忘れかけていた何かを思い出したようなひと時でした。
そんな場所ありませんか?